電気のメニューを変えるだけで電気料金は安くなるか

そもそも電気のメニューとは

各家庭では電力会社と電気の契約をしていますが、その内容はご存じでしょうか。

通常は、電気の使用量に応じて単価が決まっている(この場合スタンダードS)メニューで契約しています。
こちらは日中電気を多く使う家庭では有利なメニューになります。

一方、昼間は留守がちで、朝や夜に電気を多く使うご家庭では、夜間の料金が安いメニューの方がお得になります。
                                                       東京電力エナジーパートナーHPより

例えば、オール電化で深夜にお湯を沸かす電気給湯器を導入しているケースで、月間の電気使用量が600kwh、その内訳として昼間の電気使用量が150kwh、夜間の電気使用量が450kwhのケースで、電力量料金部分のみの試算をしてみましょう。

【スタンダードS】

120kwh × 19.91円 = 2,389.2円

180kwh × 26.49円 = 4,768.2円

300kwh × 30.60円 = 9,180円

合計 2,389円 + 4,768円 + 9,180円 = 16,337円

【夜トク12】

150kwh × 34.27円 = 5,140.5円

450kwh × 23.44円 = 10,548円

合計 5,140円 + 10,548円 = 15,688円

この場合は、名前の通り夜トク12の方が電気料金は安く済みます。

メニューを変更して料金が安くなるかどうかは、ご家庭の時間帯別の電気使用量を見て判断する必要があります。

ご家庭の電気の使用状況については、電力会社から提供されているサービスで参照できますので、一度確認されてはいかがでしょうか。